2020-12-01 第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
私の質問は、日本は武力攻撃をまだ受けていないんです、着手事態に至っていない。にもかかわらず、集団的自衛権を発動して相手に武力行使をするわけです。すれば、当然、戦闘状態になって、その攻撃国から報復や反撃を受けますねと。 受けない、全く受けないと、受けることなんてあり得ないと考えているんだったら、そうお答えください。
私の質問は、日本は武力攻撃をまだ受けていないんです、着手事態に至っていない。にもかかわらず、集団的自衛権を発動して相手に武力行使をするわけです。すれば、当然、戦闘状態になって、その攻撃国から報復や反撃を受けますねと。 受けない、全く受けないと、受けることなんてあり得ないと考えているんだったら、そうお答えください。
しかし、この敵基地攻撃が国際法上禁じられている先制攻撃に当たらないためには、着手事態である必要があるんです、まず。 その着手事態については、一九七〇年の三月十八日の高辻内閣法制局長官がこう言っています。 まず武力攻撃のおそれがあると推量される時期ではない、そういう場合に攻撃することを通常先制攻撃という。
○篠原(豪)委員 問題は、キラー衛星であればいつでも攻撃できるわけではなくて、当該の衛星攻撃衛星が、これはキラー衛星ですね、我が国の衛星への攻撃を開始したとき、先ほど少しおっしゃっていましたけれども、これはいわゆる着手事態になって初めてその攻撃を妨害することができるということで、おそれがあるときは先制攻撃になってしまうということがあるんだということをまず申し上げておきます。